専業主婦になりたい!婚活で専業主婦希望OKの男性と結婚するには

こんにちは。石井です。
横浜市で結婚相談所を経営しています。

質問

いまどき専業主婦希望で婚活するのってアリですか?

教えてください。
婚活女性

結婚したら専業主婦になりたいです!

成婚カウンセラー

専業主婦希望での婚活は、なかなか大変かもしれません。

婚活女性

えっ!?どうしてですか?

 結婚したら外での仕事はせず専業主婦になりたいけれど、その夢を叶えるにはどうしたら良いのか気になりますよね。
 少し前までは当たり前だった専業主婦ですが、時代は変わり女性の社会進出で大きく変化。これから婚活をする方にとってはなかなか難易度の高い目標となっています。
 専業主婦を目指す婚活女子は、どうやって婚活を進めればよいのでしょうか?

目次

女性が専業主婦になりたい!と思う理由3つ

婚活女性

どうして専業主婦になりたい女性がいるのですか?

成婚カウンセラー

 それでは、まず、専業主婦になりたいと思う理由で多いものを3つご紹介します。

育児に専念したい

 ポジティブな理由として最も多いのは、できるだけ子供と一緒にいてあげたいなど、子育てに集中したいという理由です。
 保育園に預けて働くのは悪いことではないですが、3歳までの間は1番親と一緒にいられる特別な期間ですから大切にしたいですよね。
 フルタイムで働く女性に話を聞くと「子育ては保育園でしてもらった」と話す方もいるほどで、働き方によっては1日のほとんどの時間を仕事に割くことになってしまいます。子供とのかけがえのない時間を過ごしたい女性は専業主婦になりたいと考えることが多いようです。

料理や掃除を完璧にしたい

 ポジティブな理由としてもう一つ挙げられるのは、家事をしっかりしたいからという理由です。
 特に料理は手の込んだものを作ろうと思うと時間がかかります。節約を考えながらメニューを決めて買い物をして料理を作るという一連の作業は、家事の中で大きな割合を占めるといえます。
 仕事をしていると時短料理にしたり、うまく手抜きをしながらと家事が回りません。掃除も行き届かなくなることがあります。
 完璧に家事をして1日を過ごしたい場合は、専業主婦になる方が良いでしょう。

今の仕事を辞めて、家でゆっくり過ごしたい

 どちらかというとネガティブな理由としては「仕事をせずに家で過ごしたい」という理由があります。
 今の仕事がキツくて辞めたい・仕事がそもそも好きじゃないなど、仕事から逃げるために結婚して専業主婦を目指す場合もあるようです。
専業主婦の知人の話を聞いて「私も仕事を辞めて専業主婦になりたい」と思う場合もあるでしょう。
 これに関しては後述しますが、専業主婦だからラクだというのは幻想かもしれません。この理由で専業主婦を目指している場合は要注意です。

【実情】専業主婦希望って実際どうなの?

専業主婦の割合

専業主婦と共働き世帯のグラフ
専業主婦と共働き世帯(グラフ)
専業主婦世帯数共働き世帯数
1980年1114万世帯(64.5%)614万世帯(35.5%)
2022年539万世帯(29.9%)1262万世帯(29.9%)
専業主婦と共働き世帯(表)

 1980年の専業主婦の世帯は約65%を占めていましたが、2022年にはついに29.9%と全世帯の3割を下回りました。

成婚カウンセラー

54歳以下の世帯において専業主婦は25%程度となっており、共働き世帯が7割を超えています。

 今や共働きが過半数の時代となっていることもあり、男性側も「女性が仕事をするのは当たり前」と思う人が増えています。

専業主婦希望を妻にしたいと思う男性の割合

 「妻は仕事に出ず家を守って欲しい」と考える男性が多かったのも昭和の話で、令和の時代は女性も仕事を持って働いているのが当たり前です。
 収入の面でもダブルインカムはかなり金銭的に余裕が出ますし、仕事を頑張ってキラキラ輝いている人は妻としても女性としても魅力的です。
 現実的には、十分な収入があるとしても「奥さんには最初から専業主婦になって欲しい」と思っている男性はほぼゼロと言って良いでしょう。

イメージと違う!?専業主婦希望の3つのデメリット

婚活女性

専業主婦って家でのんびりできて羨ましいな~!

成婚カウンセラー

必ずしも専業主婦がラクとは限りません。
専業主婦はデメリットもありますよ。

 専業主婦は三食昼寝付きという言葉もありますが、実態としてはどうなのでしょうか。

【デメリット①】実は仕事よりキツイことも

 現代では核家族化が進み、特に専業主婦の場合は育児を母親が1人で担うことも増えています。子供が小さいうちは24時間365日休みのない育児に奮闘することとなり、自分の時間はほとんどない上、ろくに眠れない日々が続くことも。
 また、専業主婦であれば当然のように介護の担い手になる可能性もあるでしょう。
家事、育児、介護をお手伝いさんにやってもらえるほどの富豪と結婚できる確率はほぼゼロに近いことを考えると、状況によっては仕事よりキツい可能性も。

【デメリット②】自分の自由になるお金がない!?

 専業主婦になれるほどの稼ぎがあったとしても、自由に贅沢できるほどの余裕があるとは限りません。
 特に育児や介護にはお金がかかりますから、節約は必須となります。夫の稼いだお金で生活している以上、結局夫に気兼ねして自由に買い物はできないかもしれません。
 新婚すぐは比較的時間に余裕があるかもしれませんがお金が使えないのでは結局遊ぶこともできないですよね。

【デメリット③】人間関係が狭くなりがち

 家族以外の人と話せる機会が少なくなってしまうのもマイナスな点です。義父母、夫とだけ会話するなどの状況になると煮詰まってしまうこともあります。
 また、専業主婦となるとご飯を作って掃除をして夫を待っているのが仕事ですから、気持ちが夫の方にばかり向いて依存的になることも考えられます。
 さらに上記のようにお金が自由に使えないとなると、友達とご飯や飲みにいくこともなかなかできません。
 自分のことを客観的に見たり、気持ちを切り替えるのにも仕事をしている方が良い場合もあります。

専業主婦の女性を希望する男性が少ない5つの理由

成婚カウンセラー

妻に専業主婦になってほしいと思っている男性は
少ないのが現状です。
その理由を見ていきましょう。

【理由①】ラクしたいと思っていそうで嫌な印象がある

婚活男性

婚活で専業主婦を希望している女性って地雷ですか?

成婚カウンセラー

それは、少し極端な考えかもしれませんね。

 専業主婦に最初からなりたいと言ってくる女性は、仕事をやめて夫のお金で遊んで暮らしたいと思っている人というイメージを持たれてしまう可能性があります。
 専業主婦というと家でお菓子を食べて寝ているだけで、働いている奥様方に比べて怠け者だという風に考えている男性の方が多いのです。
 特に結婚相談所等で最初から専業主婦を条件にしていると、会う前から悪い印象を与える原因になることもあります。

【理由②】何かあった時のために妻にも仕事をしていて欲しい

婚活男性

自分だけで家計を支えるのはしんどいです。

成婚カウンセラー

何十年前に比べて、男性のお仕事もしんどくなっていますしね。

 いくら今は元気だったとしても病気や事故などで働けなくなったり、会社が倒産するなど不測の事態が起こる可能性は誰にでもあります。何かあったときの保険として妻に働いてもらうことを望む人もいます。
 男性も1人で家計を担うことにプレッシャーを感じており、夫婦としてお互いに補い合っていけるような関係を望むことが多くなっています。
 筆者の知人にも、最初は「妻には専業主婦でいてほしい」と望んでいた旦那さんが病気になり一時的に休職したことをきっかけに、妻にも働いて欲しいと考えるようになって、妻もパートに出るようになったという経緯の夫婦もいます。

【理由③】お金目当てのように感じる

婚活男性

私は都合のよいATMなんでしょうか。

そんなことはありません。お人柄も十分素敵ですよ。

 お金を稼げる男性だからこそ、専業主婦希望と聞くと「お金目当てでATMにされるのでは?」と警戒してしまうことも多いです。
 専業主婦になるのに必要な男性の平均年収は700万円以上と言われています。
 国税庁の令和3年度のデータによると、30〜34歳男性の平均年収は472万円、35〜39歳でも533万円となっています。婚活世代の男性の中でも700万円以上稼げる男性は20%未満です。
 このようなデータからもわかるように年収の高い男性は数少ないですから、女性を選ぶことができる立場に立つことが多くなります。
 ATMにされるのでは?とつい心配になる「専業主婦希望の女性」よりも、一緒に働いて二人三脚で生活していこうとしてくれる「兼業主婦」の方が魅力的に映るのは言うまでもありません。

【理由④】生活水準が下がる

婚活男性

なぜ?友人の家庭は共働きで世帯年収が1000万円を超えているのに。

成婚カウンセラー

確かに、都内の生活だとチョット苦しいかもしれませんね。

 高収入の男性は職場などで同程度の収入の男性に囲まれているため、周囲と比べてしまうこともあります。
 専業主婦世帯では女性が働かない分単純に世帯年収は低くなってしまいますので、生活水準がその分下がってしまうのが気になってしまうのです。
 例えば、分かりやすい例としては乗っている車の種類です。
 世帯年収が1000万円を超えているような共働き世帯の周囲の男性は高級輸入車に乗っているのに、奥さんが専業主婦で世帯年収が低い自分は国産車を買うのでやっと…となると周囲に劣等感を持ってしまいますよね。

【理由⑤】仕事ができる女性に魅力を感じる

婚活男性

私自身、仕事で学んだことがたくさんあります。

成婚カウンセラー

お互い仕事の話で分かりあえるっていいですよね。

 能力の高い男性ほど、お互いに高め合えるようなパートナーを求める傾向にあります。
 専業主婦だから高め合えないということはないのですが、男性視点からすると、同じように仕事をして価値観をアップデートしている女性の方が「自分にふさわしい女性だ」と感じることが多いようです。
 このような理由から、女性から人気が高い高年収・能力が高い男性は同質婚(パワーカップル婚)を希望することが多く、そのため専業主婦希望は選ばれにくくなってしまうのです。
 もちろん、同質婚をしたからといって、結婚生活がうまく行くかどうかはまた別の話なのですが…。

専業主婦希望で婚活を上手にするには?【5ステップ】

婚活女性

でも、知人は専業主婦で優雅に暮らしてます。
正直うらやましいです。
どうやったら専業主婦になれるんですか?

成婚カウンセラー

もちろん専業主婦になれる可能性はゼロではありません。

【ステップ1】まずは信頼関係を作る

 専業主婦希望であることを条件として相手を探そうとすると、「ぜひ僕と会ってください」という男性は現実的にはほとんどいないでしょう。
 いきなり知らない女性を養おうと思える人はいないので、まずは時間をかけて信頼関係を作るのが先決です。
 世帯収入のイメージや生活感・結婚観など、価値観が合うかどうかという人間として大切な部分で「この人なら」と思える関係になってから、専業主婦希望であることを相談していく方が無難。
 夫と妻が2人で新しい家庭を築いていくために結婚をするのですから、仕事をするかしないかというのは2人で相談して決めていくべき事柄です。

【ステップ2】ワンオペで育児家事をこなす覚悟を持つ

 どうしても最初から専業主婦になりたい場合は、専業主婦を仕事として捉えて夫には家のことはさせないのが当然の役割分担となります。
 比較的時間に余裕があって働くことも可能な結婚当初からの専業主婦を望んでいるのですから、今後育児や介護が発生しても一切の家の中のことは自分で全て請け負うくらいの覚悟が必要と言ってよいでしょう。
 ただし育児や介護は本当に大変なことです。0~3歳の育児や状態の悪い高齢者の介護を1人で担うとなると、正直なところ外で働くよりキツイ可能性も。

【ステップ3】仕事については柔軟に考える姿勢を見せる

 上記のように逆にワンオペ育児や介護によって自分の首が締まる可能性を考えると、無理を通して専業主婦になろうとするのは危険かもしれません。
 例えば新婚当初は仕事をして子供が生まれたら仕事を休んで育児に専念するなど、柔軟に考えた方が得策と言えそうです。
 専業主婦にこだわらず柔軟な対応ができる女性には、柔軟な考えを持った男性が「気が合う!」と思ってくれることも多いです。
 柔軟な考えができる男性は育児などで大変な時は妻を手伝おうとしてくれます。お互いに支え合えるような夫婦になれれば、幸せな結婚生活を送れる可能性が高まるでしょう。
 男女を超えて対等な人間として、状況に応じてお互いに「専業主夫」「専業主婦」を認め合う価値観を持っていると、似た考えの男性に出会えるかもしれません。

【ステップ4】今の仕事が辛いなら働き方を調整する

 仕事は正社員に限らず、パートなどで無理のないものを選べば楽しく働ける可能性もあります。
 最近は在宅ワークの可能な仕事もありますし、短時間勤務や週3回程度のシフトなど、探してみると様々な条件の仕事があります。夫の収入によっては、必ずしもフルタイムで働く必要はないかもしれません。
 働き方や必要な収入については夫となる人とよく相談して、心や体への負担が少ない仕事であれば、逆に気分転換になる可能性もあります。

【ステップ5】年上の男性を狙う

 妻や子供を養うことができる収入の男性の割合は、若ければ若いほど少なくなっていきます、
 同世代や年下では年収が足りなかったり、対等に働くことを求める可能性が高いといえそうです。
 高収入が絶対条件とすると10歳以上離れていてもよいと考えるべきですが、そうなると子供の成長の間に夫が体調を崩したり、成人を迎える前に退職する可能性もあります。年齢が上がれば癌などの病気にかかる確率も高くなります。子供が成人するまで健康に働いて無事に育て上げることも念頭によく考える必要があります。

専業主婦希望OKの男性を見つけて、幸せな結婚を目指しましょう

 これまでご紹介してきた通り、現代では結婚当初から専業主婦になろうとするのはかなりハードルが高くほぼ不可能であると言っても過言ではありません。
 専業主婦になれるかどうかよりも、結婚するお相手の人柄や価値観が合うかどうか、きちんと意見を交換して建設的な話し合いをしていけるかどうかの方がはるかに重要なことです。例えばなんとか結婚して専業主婦になっても、結局うまくいかず離婚することになっては本末転倒ですよね。
専業主婦になることにこだわるのではなく、その時の状況に合わせて1番良い形の生活をお互いに相談していけるような相手を見つけるのが、幸せな結婚を掴むのには大切なことと言えそうです。

会員様ファーストの徹底
ハッピーコネクトは「会員様ファースト」を理念とし、分析とサポートで結果を出す結婚相談所です。いつでも相談できる環境作りを心掛けております。婚活時はお悩みがつきものですが、そんなときに会員様と一緒に考え、共に目標を達成するための一番の味方となるのがハッピーコネクトです。ぜひ一度、無料相談にお越しくださいませ。お待ちしております。
結婚相談所ハッピーコネクト 代表 
石井広望

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この記事を書いた人

ぞくぞくと成婚のご縁が生れる結婚相談所「Happy Connect」代表。
上級カウンセラー、心理学検定特1級保持。
ネットに溢れる薄い婚活情報の中で、婚活経験者目線から、真剣に婚活している皆さんがより成婚に近づける方法(情報)を発信中。

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