【人気？やめておけ？】看護師が効率的に婚活するために

こんにちは、石井です。
横浜で結婚相談所を経営しています。

　

　まず、看護師は結婚相手として人気の高い職業ということはご存知でしたか？
　特に結婚相談所では会う前に相手の条件を重視するため、手に職があってどこでも働ける看護師の資格はとても有利なんです。
　しかしその一方、看護師の中でも特に女性の看護師は一般女性に比して独身率も高いといわれています。看護師と結婚したいと思っている人はたくさんいるはずなのに、なんだか全然モテた気がしないと感じている人も多いと思います。
　この記事では、実際に婚活している看護師さんから聞いた話も参考にしながら、看護師が結婚するためにどうしたら効果的なのかを考察し解説します。

看護師の未婚率は？

まずは、実際の看護師の未婚率についてデータを調査しました。
　2020年国勢調査によると国民全体の未婚者の割合は男性が約3割、女性は約2割となっています。一方、2017年の日本看護協会による「看護職員実態調査」によると、全看護師のうち未婚は3割となっていました。看護師の調査対象者の9割以上が女性であることを考えると、特に女性において一般女性よりもやや未婚率が高いことが分かります。
　”看護男子”は人数が少ないためこういった公の調査では結果が見えてきませんが、職場で異性との出会いも多いことから比較的モテていて結婚している率も高いという印象があります。

興味がある方は下の画像をクリックしてご覧下さい。

なお看護師の離婚率は、死別も併せた数字で8.5％ほとで、高くありません。

看護師が結婚相手として人気が高い４つの理由

　それでは、具体的に看護師が人気の理由はどんなものがあるのでしょうか？

 【理由①】手に職でどこでも働ける

　看護師は国家資格であり、転職の際に非常に有利です。どこの病院や施設でも人手不足で売り手市場のため、働くのに困ることはまずありません。
　働き方も時短、パート、単発バイトなど比較的自由に選ぶことができ、年齢が若いと正職員になるのも簡単です。
　たとえば結婚で転居が必要になる転勤族の方と結婚した場合でも、パートナーの転居先ですぐに仕事を見つけることができるのは魅力的ですよね。

 【理由②】献身的で優しいポジティブなイメージ

　「白衣の天使」という呼び名は多くの方が耳にしたことがあると思いますが、看護師は献身的で優しくて包容力があるという一般的なイメージがあります。
　病気の患者さんのために働く看護師のイメージから、家族になった時も優しくしっかり者の妻または夫になってくれそうだと思う人も多いようです。最近は共働きの家庭も多いので、家事や育児も協力し合えそうな看護師には良い印象があるんですね。

 【理由③】給与が高くて頼りになる

　看護師の月収は地域により異なるのですが、平均月収は33〜35万円程度です。男性では一般労働者の平均よりもやや下回りますが、女性では一般労働者に比較して5〜6万円高いため、女性においては男性並みに稼いでいる人が多い高収入の職業といえます。
　共働きの世帯が7割を超える現代では、夫婦が協力して家計を支えることが当たり前ですから、安定して給与がもらえて社会的信用も高いためメリットが大きいと考える人が多いです。

 【理由④】病気になったとき相談できる

　ちょっと体調が悪いけど病院に行った方が良いのか、医師から病名を言われたけどどういうことなのかなど、すぐに病院に連絡するほどではないけど気になる体の悩みを気軽に相談することができるのが良いと考える人もいるようです。また、風邪をひいてしまった時にも適切な対処をしてくれるなど、専門的な知識がある看護師は頼りになります。
　いずれはお互いの親も年をとって病気になることもありますから、家族全体の健康についてアドバイスをもらえると安心感がありますね。

【実情】婚活で「看護師やめておけ」と言われる4つの原因

　上記のような理由から一般的には人気な看護師なのに、結婚相談所では、一部（特に首都圏）の婚活男性からは敬遠されることがあります。下では、婚活で看護師が婚活で「やめておけ」と言われる実情をご紹介します。

【ケース②】気が強い

　先ほど看護師が人気の理由として「献身的で優しい」などの良いイメージがあることをご説明しましたが、そのイメージが一人歩きしてしまっていることが逆効果になっている場合もあります。イメージと違って「優しいのかと思って実際会ったら気が強い」とか、「器が大きくて包容力があるのかと思ったらそうでもない」とか、良いイメージがあるおかげで勝手にガッカリされているパターンもあるようです。
　なお、看護師さんに限らず、大企業総合職や、医師など難関専門資格をもって、男性並みに働いている女性には、体力があって、メンタルも強い人が多い印象があります。

【ケース③】金遣いが荒い

　看護師は給与が安定していて、夜勤や残業手当の具合によってはそこそこの額をもらえている人も多いです。基本的に生活は1人でも問題なく送れるため、自分の給与の余った分は自由に使っている人も多いです。ハードな仕事のストレスの反動か海外旅行に毎年行ったりブランドかばんを買ったりと、一般職の人と比べてもちょっと派手なお金の使い方をしている人が散見されます。こういったことから、結婚したら生活感が合わないのではないか、結婚してからも金銭感覚がこのままだとしたらやっていける自信がないと考える人もいます。
　また、女性としては給与が多いということから、自分より稼いでいるのではないか？と気後れする男性もいるようです。

【ケース④】過去の恋愛経験/ダメ男・ダメ女に惹かれがち

　面倒見が良い人が多い仕事だからこそ、ヒモや依存的な女性などに惹かれる場合も本当にあるようです。

　ダメ男、ダメ女は独特の魅力があって、特に看護師にはその魅力に勝てずについつい付き合ってしまう人もいるようですね。きちんと給与がもらえて生活できるからこそ、相手はあまり稼げていなくても「私（僕）がきちんとしてれば大丈夫」と変な自信を持ってしまうのかもしれません。
　ダメ男やダメ女は、お付き合いはできても結婚まで至ることが難しいパターンも多いです。また、職場に既婚の医師が多いことから不倫にハマることもあり、結婚に繋がらない恋をしている間に結婚適齢期が終わってしまうことも…。

看護師が婚活の時に注意した方が良いこと4つ

 その２．意識して優しく一歩引いて意見を言うようにする

　まずは、良くないギャップを与えないようにすることが先決です。もちろん、性格そのものを変えることを提案しているわけではありませんのでご安心ください。
　最初は一歩引いて優しく振舞い、何度もデートや連絡をしてお互いのことをゆっくり知っていくようにすれば、「思っていた看護師のイメージと違う！」という浅はかな考えで断られることはないでしょう。「相手の持っている看護師のイメージに合うかどうか」ではなく、「人としての価値観や考え方が合うかどうか」というところまで深い話をしてから、お付き合いを進めるかどうかお互いに考えられるのが理想です。

 その３．お金に対して堅実なことをアピールする

　前の項目で先に説明した通り、派手な生活をしている看護師が多いと考えている人もおり、それが悪い印象に繋がっていることもあります。
　もちろん独身の今は旅行に行ったり好きなものを買うことは悪いことではありません。ただ、結婚後には堅実な生活をすることもできるポテンシャルがあることを見せられるとよいですね。
　給与の余ったぶんはきちんと毎月定額の貯金をしたり、無駄遣いせず堅実にしていることが伝わるようにすると、良い印象が得られやすいでしょう。
　なお、特に女性看護師に気をつけて欲しいのですが、給与が高いことを知ると男性が引いてしまう可能性があるため注意が必要です。「お給料結構もらってるんでしょ」などと言われても、「普通の会社員と変わりません。」と言っておくと無難です。

 その４．自分の好みではなく結婚向きの異性を選ぶ

　今までお付き合いしてきた人がなかなか結婚に結びつかないようなお相手だった方は要注意。面倒を見たくなるダメ男ダメ女をいつの間にか引き寄せてしまっているかもしれません。
　結婚相手は新たな生活を営んでいくためのパートナーです。もちろん生理的に無理な相手と暮らしていくのは不可能ですが、恋愛としての「好き」だけでは上手くいきません。お相手の家族とも親戚になりますし、大変なことがあっても話し合って解決していける相手を選ばないと、せっかく結婚しても離婚してしまう可能性があります。建設的に話ができて誠実な人を選びましょう。

結婚相談所以外のオススメ婚活方法

結婚相談所ではない方法で看護師が婚活するとしたら、以下の二つがおすすめです。
メリットとデメリットをご紹介しますので、自分に合った方法をぜひ探してみてくださいね。

 マッチングアプリを使う

　マッチングアプリは隙間時間ででき、スマホで完結するのが良いですよね。結婚相談所などに比べて安価で、家で寝転がりながら婚活できるのはラクです。
　ただ、相手のプロフィールが自己申告のため、年収や仕事などを含めて本当かどうかは自分で確認する必要があります。会ってみたら宗教や投資の勧誘をするための営業だったという場合もあり、逆に時間を浪費することになる可能性も。会うまでにメッセージのやりとりが必要になるので、メッセージを送るのが得意な人は負担が少なく出会えるでしょう。

 婚活パーティー

　予定があう時に行けるのと、その場で話の合う人を探せるのはメリット。恋愛体質ではなく、落ち着いて冷静に相手との関係を作っていける方は婚活パーティーでの出会いも良いでしょう。
　カップリング成立になると二次会に行って2人でゆっくり話す時間を作れるのですが、そのまま流れで一夜を共にするようなことがないように気をつける必要があります。流されやすい人は注意しましょう。

看護師として働きながら素敵な相手との結婚をめざしましょう

看護師は結婚相手として人気の職業ですから、上手に婚活すれば結婚するのは難しくありません。時間をうまく使い、自分に合った方法で結婚向きのお相手を見つけることが大切です。コストは少しかかりますが結婚相談所を利用すると、仲人から客観的なアドバイスをもらえるので、幸せな結婚を目指しやすくなりますよ。