仮交際

【心理学】仮交際中の男性心理を理解してスムーズに成婚に辿り着く方法

こんにちは、石井です。
横浜市結婚相談所を経営しています。
よく次のような質問をうけます。

質問
  • 仮交際中の男性とうまくいく方法が知りたいです。男性心理について法則があれば教えてください。
  • 婚活を成功させるために自分磨きをしています。外見・内面どちらの方が大切ですか。
教えてください

今回はこちらの質問に答えます。

仮交際中の男性心理の原理

交際中の男性とスムーズに真剣交際に辿り着くには、交際中の男性心理のメカニズムを理解することが大切です。
男性心理を考えずに努力をしても、空回りしてしまいがちです。

さて、婚活中の男性会員は、女性会員の何を重視しているのでしょうか。
今回は、外見か内面かという問題について答えつつ、男性心理のメカニズムについてみていきます。

と問を立てつつ、先に答えを言ってしまうと、結局は両方大切です。

しかし、外見と内面をどちらも同時に、重視しているわけではありません。
交際初期は「外見」それ以降は「内面」を重視する傾向があります。

交際が深まるまでの心理を心理学的に説明したのものに、恋愛SVR理論があります。
では、恋愛SVR理論をみていきましょう。

【心理学】恋愛SVR理論とは何か

SVR理論とは

「SVR理論」とは、社会心理学者・マースタイン氏によって提唱された、パートナーシップの深まりについてのモデルです。
ふたりの出会いから恋愛、結婚へ向かうプロセスを3段階に分け、 その時期に必要な要素を分析しています。

わかりやすく言うと、初めて会った2人が親密になるまでには、3つの段階があるということです。

SVR理論のSは「Stimulus(刺激)」Vは「Value(価値)」Rは「Role(役割)」の略になります。

【SVR理論】仮交際中の男性心理の移り変わりを表で見る

恋愛SVR理論をグラフ化、出会いステージ、仮交際ステージ、真剣交際ステージ、黄色線=刺激、緑線=仮交際、赤線=役割
SVR理論図

下は仮交際中の男性心理の移り変わりを表にまとめたものです。第1段階、第2段階、第3段階で、重要なものが変わっています。

段階ステージ内容
第1段階<出会い>刺激ステージ⇦外見重視
第2段階<仮交際>価値ステージ⇦類似性重視
第3段階<真剣交際・成婚>役割ステージ⇦相補性重視
出会いから結婚までのプロセスは3段階

簡単にまとめると、第1段階では、男性は圧倒的に外見重視です。それが、第2段階に進むと、自分と価値観が似ているかどうかが大切になってきます。そして、最後の第3段階では、パートナーとしてお互いに補え合えるかどうか、という部分が大切になります。

上の図で確認してみてください。

では、第1段階から、順番に見ていきましょう。

【第1段階】出会いの場面の男性心理

第1段階は、出会いから恋愛初期までの段階です。初めて会ったときは、「刺激」、つまり外見がその交際を発展させるかを決める一番重要な要因になります。

男性は、お見合い申し込み時から、外見(プロフィール写真)重視です。

男性の外見重視の度合いは、非常に高いです。次の図をみてください。

時間経過ごとの男女の恋愛感情の高まりをグラフ化

交際時の男性の気持ちの高まりを表した図です。
女性が、緩やかに上昇していく一方、男性は交際初期に急激に気持ちが高まります。

男性は外見が好みの女性に会うと、急激に気持ちが高まるということです。


逆に言うと、女性は、外見に気を遣っておけば、交際初期は交際をスムーズに進めやすくなります。

好みの女性の希望には何でも応えてしまいます。

婚活男性

婚活では、「プロフィール写真閲覧」「お見合い」「初デート」までは、第1段階(外見重視)と考えておきましょう。
女性側は、一度、それぞれのスタイルを決めて準備しておけば、あとは楽になります。

外見には、いつまで気を遣えばいいのですか?

婚活女性

相手次第ですが、少なくとも初デートは手を抜かないように気を付けましょう。

お見合いでは気合を入れていたのに、初デートでいきなり気を抜くのは危険です。
プロフィール写真やお見合いで専用の服を準備したように、初デート用の服も用意しましょう。

た、たしかに、初デートで手を抜いたら、男性のテンションが下がっているのがはっきりとわかりました。

婚活女性

男性が気を許したと感じても、交際初期に楽な格好でデートに行くのはやめた方が無難です。

男性によって、いつまで外見優先なのか個人差があります。多くは慣れてしまえば外見はさほど気しなくなります。できれば、交際1カ月間、3回目のデートが終わるまでは、ラフな格好は控えるのようにしましょう

なお、外見には、顔、スタイル、服装、などの「容姿」のほかに、表情、しぐさ、などの「行動的特徴」も含まれます。

意識して、かわいいしぐさを取り入れなくてもいいですが、男性に敬遠される話し方、食べ方、笑い方などしてないか、一度、自分の立ち居振る舞いをチェックしておくと、それが原因で交際が進まなくなる心配が減ります。

外見に自信がない女性は、笑顔でいるだけでも、相手に好感を与えることができます。

【第2段階】交際の場面の男性心理

2人がお互いに、第1段階でOKと感じると、一歩交際が深まります。第2段階の交際は、価値ステージです。
結婚相談所では、主に「仮交際2回目デート~」が価値ステージです。

この段階では、フィーリングの一致、人生観、物事の好き嫌い、同じ趣味、似たお金の使い方など価値観の類似性が一番重要な要因になります。 

ここで関係が深まるかどうかは、一緒に楽しく過ごせるかどうかが決め手になります。

結婚相談所の仮交際では、プロフィールやお見合いによって、すでに相手の趣味や好きなものは分かっているため、より具体的な趣味の楽しみ方日常生活についての価値観の一致が大切になります。

例えば、「犬好き」な二人だったら、「犬を膝に抱えて家で過ごすのが好き」なのか「犬をドッグランに走らせにいって他の飼い主と交流するのが好き」なのか、とい具体的な部分です。

たしかに、犬好きでも、2つの価値観はだいぶ違いますね。

婚活女性

お見合いでの会話中心の交流とは異なり、仮交際は一緒に過ごすことが前提になりますので、価値観の類似性も結婚に向けて一歩進んだものが求められます。

話題が合うだけではだめなんですね。

婚活女性

特に、日常生活の価値観の一致は意外と大切です。

  • 朝型夜型
  • 土日は家で過ごしたいか、外で過ごしたいか
  • 家事はコツコツする方か、まとめてする方か
  • 友人との付き合い方
  • 外食の頻度

男性に合わせることも大切ですが、無理は禁物です。
相手の価値観を尊重しながら、自分の価値感もきちんと伝えましょう。

たしかに、男性に合わせすぎて、もう無理ってなることがあります

婚活女性

男性と共通点が少ないと感じても、慌てないでOKです。

価値観のステージでは、自分から類似性をみつけていくことも大切です。
たとえば、次の仮交際中の二人に類似点を見つけることができるでしょうか。

僕はお肉料理が好きです。

婚活男性

私は魚料理が好きです。

婚活女性

上の仮交際中の男女は、一見食べ物の好みが違うようにも見えます。しかし、少し視点を変えると、「食べるのが好き」という共通点を見つけることができます。

似ている似ていないというのは、主観的な部分もあるので、お互いの似ている部分を探して、「二人は似ているね」という結論で終わるようにすることが大切です。

では、もう1問。

僕は、休みの日に友人と過ごすのが好きです。

婚活男性

私は休みの日はカフェでゆっくり過ごすのが好きです。

婚活女性

共通点をみつける視点はいくつかありますが、大きい視点で見るのが一つのポイントです。
共通点は、

・休みの日は出勤しない
・休みの日を充実させようと意識してすごしている

があります。

実際にこの二人の交際が深まったら、休みの日の一緒の過ごし方として、「仕事のことは忘れ、カフェで二人でゆったりすごす」という落としどころが見つかりそうです。

価値観の類似点は、多分に主観的なものなので、無理のない範囲で共通点を見つけられると、交際が深まりやすいでしょう。

【第3段階】真剣交際の場面の男性心理

楽しいデートを重ねて、価値観の類似が確認できると、次は、より親密な関係になれるかどうか、つまり結婚して将来をともにするかどうかを考えるようになります。婚活では、「仮交際後半・真剣交際期間~」が成婚のステージです。

共同生活を意識し始めると、二人の役割関係が一番重要な要因になります。お互いがどのような結婚生活を望んでいるかを確認し、相補性=お互いに助け合いの気持ちを持てるかどうかが相手と成婚退会するかどうかの決め手となります。

お互いに助け合えることが確認できると、将来の生活への安心感が湧きます。

結婚にむけて話題になるのは、次のようなテーマです。

  • 家計(共働き)
  • 住まいの場所(お互いの職場の中間地点)
  • 家事分担
  • 子供が欲しいか(何人欲しいか)

1つ1つが重いテーマですね。

婚活女性

それだけ、交際も終盤まで進んできたことを意味してます。

自分の希望を伝えるときにも、相手にも希望があるということを忘れず、妥協点を探す配慮をすることが必要です。

また、ここで無理して相手に合わせてしまうと、結婚後の自分の生活が大変になってしましまいます。自分の希望を飲み込むことなく、必ず相手に伝えるようにしましょう。

上のリストでは、結婚後子供がほしいか?だけは、プロフィールに記載事項になります。「どちらでもいい」にしていた人は、相手の希望とのすり合わせが必要です。

結婚相談所によっては、交際終盤に結婚後の条件の部分でお別れになることを避けるために、上の話をお見合いや交際初期にすることを勧めている所もあります。

交際初期に伝えられても答えに困ることが多そうです。

婚活男性

確かに、お見合い段階で上の話を具体的にすることはお勧めできないことも多いです。
相手は、まだあなたのことをよく知らないので、好きになった人には譲れるところも、交際初期には、お断り原因になってしまうことがあります。

どうしても譲れないことなどがある場合にはプロフィールに記載しておくのも1つの方法です。

男性心理をもとに婚活課題を解決する

恋愛SVR理論グラフ、3人の男性セリフ付

見てきた通り、交際は、第1段階~第3段階と3つのステージに分かれています。自分の交際のどこに課題があるか、SVR理論で分析してみましょう。

お見合いが組めない場合


お写真に問題があるケースがほとんどです。お見合い申し込み時の男性心理は、とにかくお写真重視です。仮に「会話が苦手」「男性と交際経験がない」といった不安があっても、お相手には分かりません。

まずはお写真を改善しましょう。

2回目以降のデートで断られてしまう場合

お相手との会話が弾んでいないのが一番の原因です。結婚生活の具体的な話をするのはまだ早いです。自分の条件を伝えるよりも、まずはお相手との共通点を探し、一緒の時間を楽しむことを優先しましょう。

お相手との共通点をいくつ見つけられるかが勝負です。

真剣交際で断られてしまう場合

結婚に向けたお互いの希望のすり合わせに問題があります。あなたの希望を伝えるだけでなく、お相手の希望もきちんときいてみましょう。

結果だけではなく、聞くプロセスも大切です。常に相手に配慮する姿勢をもちましょう。

この記事のまとめ

恋愛SVR理論とは、パートナーシップの深まりについて分析したモデル。婚活がうまくいかない人は、SVR理論をもとに、自分の課題を分析してみましょう。

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