お断り理由の「価値観が違う」には、いくつもの意味があります

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こんにちは、横浜の結婚相談所ハッピーコネクトの石井広望です。

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お見合いや交際のあと、「価値観が違うように感じた」という理由でお断りされたら、どう受け止めるでしょうか。

自分では楽しく話せたと思っていた。次のデートも楽しみにしていた。それなのに、何が違ったのか分からないまま終わってしまうと、気持ちの整理がつきにくいですよね。

この「価値観が違う」という言葉、実はそれだけでは中身が分かりません。結婚生活についての考えが違った場合もあれば、連絡の取り方や、会話で感じたことをまとめてそう表している場合もあります。同じ言葉でも、次に考えることは変わってきます。

結婚後の暮らし方について、考えが違った場合

一つは、結婚生活に関わる希望が違っていた場合です。例えば、住む場所、働き方、お金の使い方、家族との関わり方など。お互いの生活を一緒にしていくうえで、大切な話です。

片方にとっては相談できることでも、もう片方にとっては譲れないことかもしれません。この場合は、どちらかが悪かったと考えるより、何を大切にしている人同士だったのかを見る必要があります。

相手に断られたからといって、自分の希望を全部変える必要はありません。結婚するために合わせたつもりでも、あとで毎日の生活が苦しくなってしまっては困りますよね。

気持ちが、普段のやり取りで伝わっていなかった場合

もう一つは、交際中の行動から、相手との違いを感じられた場合です。会う頻度や連絡の取り方なども、ここに入ります。

実際に、ハッピーコネクトの会員さんで、気に入っていたお相手から「価値観が違う」という理由で交際終了になったことがありました。

その言葉だけでは分からなかったので、私から相手の相談所へ、もう少し詳しい理由を聞きました。すると、相手の方が送ったLINEに、返信がなかったり、時間がかかったりしていたことが分かりました。

会員さんは、デートの約束など必要な連絡には返していました。ただ、お相手は、会っていない日にも何気ない会話をしたい方だったんです。本人は好意を持っていたのに、日々のやり取りでは、相手が望んでいたようには応えられていませんでした。

その内容をご本人にも伝えました。落ち込んではいましたが、忙しくて返せていなかったことを振り返り、次から気をつけたいと受け止めてくれました。

その後、別のお相手との初回デートの振り返りには、連絡を取り合うのが楽しいという話が出てきました。この一件を伝えたからうまくいった、と単純には言えません。それでも、次の交際で考えられることが、具体的になったと思います。

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連絡のやり取りをイメージした素材写真です。実際の会員さんの写真ではありません。

会話や雰囲気の合わなさを、まとめて表している場合

ほかには、会話のテンポが違う、一緒にいて落ち着かない、結婚相手としての気持ちが湧かなかったなど、本人も説明しきれない感覚をまとめている場合があります。

例えば、会話が途切れなくても、片方だけが頑張って話題を出していたら、同じ時間を過ごした二人の感想は違うかもしれません。これは一般的な例ですが、「楽しく話せた」という自分の感想と、相手の感想が一致するとは限らないんですよね。

一方で、詳しい理由が届いていないからといって、「本当は見た目が嫌だったのでは」「年齢が原因なのでは」と想像を広げても、答えにはたどり着けません。分かっていることと、分からないことは分けておきたいところです。

直せるところと、合わせなくてよいところを分けたい

先ほどの連絡の話も、誰に対してもすぐに返信すればいい、ということではありません。仕事中に返せない人もいれば、長いやり取りが負担になる人もいます。連絡が少ない方が心地よい人同士だっているでしょう。

考えておきたいのは、自分に気持ちがあることが、相手に伝わっているかどうかです。忙しくて返せないなら、返せるときに相手の話にも触れる。自分が無理なくできる範囲で、関心を示す方法を考えることはできます。

暮らし方の希望が違った話と、好意が伝わっていなかった話を、どちらも「相性が悪かった」で済ませると、振り返るところを見落としてしまいます。逆に、どのお断りも自分の欠点だと受け止めると、変える必要のないところまで変えようとしてしまいます。

理由を聞くのは、次の出会いに生かすため

私は、詳しい理由を聞けるときには、その中に次の活動で役立つことがないかを考えます。相手の判断を覆したり、理由を問い詰めたりするためではありません。

もちろん、相手側に確認しても、これ以上の説明が得られないこともあります。すべてのお断りに、納得できる答えがあるわけではありません。

それでも、具体的なことが分かれば、その内容を一緒に整理できます。相手との希望の違いだったのか。伝え方に行き違いがあったのか。次に少し気をつけられることがあるのか。

もし今、「価値観が違う」と言われて悩んでいるなら、一人で自分の悪いところを探し続ける前に、担当者に、具体的な理由が分かるか聞いてみてください。分かる範囲のことから振り返って、その先は次の出会いへ。一つのお断りで、ご自身の全部を判断しなくて大丈夫です。

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