このブログの読者の方は、相談所の代表をしている石井がどんな婚活をしていたのか興味をお持ちの方もいらっしゃると思います。
今日は、そんな読者の方のために、私の婚活を少し披露したいと思います。
私の婚活をちょっとだけご紹介
私の婚活は、30歳からスタートしました。当初、すぐに相手が見つかると思っていたのに、結局、相手が見つかるまで、足掛け10年かかりました。一時、あきらめかけた時期もありましたが、「結婚相談所」が救世主となりました。
下で順を追って紹介します。
【自力婚活編】30歳で婚活を始める。
20代のうちは、出会いがなくてもさほど気にしていませんでした。若いころはそれなりに女性にモテたこともありました。なので、本気を出せば、「出会って結婚すること」はそれほど難しくない、とたかをくくっていました。
20代後半から少しずつ焦りを感じ始めました。アプリをやってみたり、婚活とまではいかないまでも、女性との出会いを求めるようになりました。当時は、彼女がほしい、という感覚でしたね。
30歳になったとき、突然、焦りを感じ始めました。さすがに、数年間も出会いのない生活をしていたら、焦りますよね。
アプリ婚活
初めにした婚活は、アプリでした。やっぱりアプリは手軽です。20代後半頃に少し触った経験もありましたから。でもまだ「婚活」って意識はなかったです。
アプリはうまくいなかった
アプリ婚活は全然うまくいきませんでした。
なにせ登録者が少ない。地方に住んでいる人なら経験があると思いますが、アプリで出会えるのは、大都市圏のみです。まして、男性は、男女比率の偏りで、女性にほぼ会えません。
それでも、アプリ婚活をひたすら頑張りました。3~4個のアプリを併用して、近郊の女性に申し込みを続ける日々。あの日々は不毛でした。というのも、こちらは写真を載せているのに、お相手は写真を載せていないとか、アプリ上で1カ月以上やりとりをしていたのに、突然連絡がとれなくなるとか、しんどいことがざらにあったのです。
がんばって続けた結果、なんとか数名とお会いできましたが、すべて1回の顔合わせお食事デートで自然消滅。
あまりの効率の悪さにしばらくするとアプリとは距離を置くようになりました。
お見合いパーティ
「出会い」について危機感を抱く状況になっていたため、情報を集め、「お見合いパーティー」というサービスに行きつきました。
お見合いパーティは男女が約20人ずつ、カフェなどに集まり、男性が席を移りながらお話するサービスです。情報を集めた結果、近くの都市でパーティが開催されていることを知りました。
勇気を出して、パーティに参加した私は、いきなり、ある女性とカップルになることができました。
アプリでまったく会えない、会えても時間がかかる、さらに、すぐに自然消滅、というもどかしさを感じていた私は、お見合いパーティに、希望を見出しました。
楽しかったお見合いパーティ
お見合いパーティは楽しかった。まず、いきなり女性に会えるのが良かったです。だって、何はともあれ、まずは顔を合わせなければ出会いは始まらないですよね。
初めて行ったパーティでカップリングすると、お見合いパーティにはまりました。半年ぐらいは、毎回ウキウキ気分で参加していたのを覚えています。
限界を感じ始める
半年が過ぎました。半年が過ぎても、一向に彼女すらできませんでした。お見合いパーティも、カップルになれる時にはいいのですが、カップルになれないときには、半日がかりで出かけていって、参加費を払って時間もかけて、成果がゼロということになります。しばらくするとお見合いパーティの限界を感じ始めました。
カップルになったお相手と、連絡すらきちんと取れないケースがある、というのは不毛の極致です。カップルになることだって簡単ではないのに、カップルになってもなかなかうまくいかない。八方ふさがりの状況でした。
首都圏のお意味合いパーティに
打開策は、首都圏のパーティへの遠征に見出しました。地方のパーティは、開催回数も少ないですし、参加者の顔ぶれも同じになりやすかったのです。
東京、横浜のパーティに出始めると、また楽しいウキウキ感を味わえました。複数人と連絡先交換ができるパーティを見つけてからは、そこを中心に利用するようになりました。
街コン、社会人サークルにも顔を出す
この頃、街コン、社会人サークルにも顔を出すようになりました。名前はいろいろですが、まあ、合コンとそんなに変わりません。男女が集まって食事をして楽しむイベントですね。
お見合いパーティと違って、小一時間程度、飲食しながら会話を楽しめますが、複数人で楽しむので特定の人との仲は深めにくいです。
疲れ果てて婚活をやめる
およそ、2年半が過ぎました。2年半が過ぎても、まだ結婚はできていませんでした。
首都圏への遠征して、カップリングしても、その後の交際はなかなか続かない。距離の問題もありました。
それ以上に、当たり前ですが、年齢も、仕事も、趣味も、考え方も共通点のない男女が、お見合いパーティに集まって、「はい、出会ってください」と言われても、相手を選ぶ手段は「プロフィール」しかないですし、カップリングしても、真剣な交際に発展する確率は極めて低いです。
婚活に参加する男女は、いくらでも新しい人に出会えるため、高望み傾向になりやすいとうのも結婚相手を見つけるハードルを高くしていました。
ちょうど転職を考え始めたタイミングも重なって、いったんここで、婚活をやめました。
【結婚相談所編】30代後半で婚活を再開
4~5年、婚活から遠ざかっていたと思います。転職して、仕事も落ち着いてきたので、婚活を再開することにしました。
再開後、また以前利用していたお見合いパーティに顔を出しました。しかし、誰ともカップリングできず撃沈
真剣に「結婚」考え始めていましたが、再び八方ふさがりの状況に陥りました。
結婚相談所と出会う
自分は結婚できないかもしれない。結婚には、タイミングがあるんだ、年齢が上がるごとに確実に結婚が難しくなっている。こう感じて途方に暮れていたころ、結婚相談所に出会いました。結婚相談所の営業マンが参加したお見合いパーティで営業していたんです。
出口の見えなかった暗闇に一筋の明かりが見えたような気がしました。
1社目で大失敗
結局、営業マンの相談所ではなく、自分がネットで探した相談所に入会しました。理由は、料金が一番安かったから(笑)
担当の方と初めて会った時に、いきなりの高圧的な態度に不安を感じましたが、料金が格安だったため、すべての不安を振り払い、入会を決断しました。しかし、早々に伝えますが、これが間違いの始まりでした。
安いだけの相談所
入会してすぐに失敗に気づきました。後で考えみると、サービス業に向かないタイプの男性カウンセラーさんが集まった相談所さんでした。なにせ、お見合いの日程管理はすべて会員任せ、お見合いの希望地はきいてくれない、基本的なお見合いシステムの説明が不足している、という状況でした。
まったく相談に乗ってくれない
一番たいへんだったのは、電話NG、相談はシステム内のみというシステムでした。必要なときには電話も一応ありなんですが、5分までという、相談に乗る気ないですよ、というシステム。
モラハラな言動
入会金を払って活動し、交際相手がいる状況でも、「嫌ならやめてくれていいですよ」という対応。婚活がうまくいっていないときに、これが一番堪えました。
2年半在籍し、やめる
入会早々に「相談所選びを失敗してしまったかもしれない」とマイナス点の多さに気づきながら、結局2年半もそこで活動をしました。
理由は、安さ(笑)と、途切れることなく婚活をしていたので、やめるタイミングを失してしまったことです。もっと早く辞めていれば、もっと早く成婚できたと思います。ここでの経験は人生の教訓として生かしたいです。
2社目で成婚
2社目選びは、数カ月かけて慎重に行いました。しかし、何社か電話をかけたり、話をきいても、信頼できる相性の良い相談所に出会えませんでした。
当時は、婚活をこじらせぎみだったため、きちんと話を聞いて相談にのってくれる相談所が良かった。しかし、なかなか信頼できる相談所がありませんでした。
婚活知識に乏しかったり、頼りなかったり、そんな相談所ばかりにあたっていると、「もう自分は結婚できないんじゃないか」とあきらめの感情がわいてきました。
運命の出会い
そんな中、たまたま、スマホを見ていると、一瞬だけ、地域密着型の結婚相談所の広告が表示されました。普段、広告に勧誘されることはない私ですが、そのときは、結婚相談所を調べ尽くし、新しい情報に飢えていたため、広告の相談所に電話をすることにしました。
初めて信頼できるカウンセラーさんに出会う
そこは、この道25年のベテランカウンセラー女性がやっている相談所さんでした。心理カウンセラーでもありました。お休みの日だったのですが、たまたま事務所にいらっしゃって、親身に相談に乗ってくれました。
電話をかけ、週末に面談を受け、「ここなら信頼できるかも」とそこの相談所に入会しました。そこで約10カ月活動して、成婚しました。
今から考えると、「腕利きの仲人さん」というわけではありませんでしたが、地域に密着し、親身に相談に乗ってくれる、そこが当時の自分のニーズに合っていたのだと思います。
【金言】結婚相談所選びは、カウンセラーとの相性がすべて
結婚相談所選びは、カウンセラーさんとの相性がすべてです。
ここを間違えると、結婚できる人も結婚できなくなります。
人によって人生観や結婚観が違いますから、自分の結婚観を理解し、自分の人間性を理解し、納得いくサポートをしてくれる所じゃないと、婚活は行き詰ります。
究極的には、あなたの価値を信じてくれる相談所じゃないと、結婚できないということです。
イメージしやすいように例えてみます。あなたが仕事で成果を出したいとき、あなたの価値を信じていない上司からのアドバイスを聞く気になるでしょうか。また、プライベートで困難に直面したとき、性格や考え方が全く違うタイプの同僚のアドバイスが参考になることがあるでしょうか。
今、婚活相談をうけ、アドバイスをさせて頂く側になり、こちら側からも、あらためて同じことを感じています。